腎不全の原因について

■腎不全の原因■


最近は糖尿病が半分以上を占め、ついで慢性糸球体腎炎3割程度。 尿蛋白が少量の場合、様子を見るよう言われても気にしない方がいますが、慢性腎炎や他の病気が隠れていることがあります。 必ず、専門の医師に相談してください。尿蛋白が続く限り、悪化いたします。



■尿蛋白の原因は以下の場合があります■


◆1.慢性腎炎◆

IgA腎炎、巣状糸球体硬化症、膜性腎症などの他色々ありますが、確定診断および治療選択には「腎生検」が必要です。
「腎生検」は背中から超音波下で、鉛筆の芯くらいの針を腎臓に刺し、1mmx10mm程度の組織を採取し、顕微鏡で診断することです。入院は一週間ほど必要で、検査後は24時間安静を要します。
腎炎の種類によって、ステロイド、抗血小板薬、ARB(アンキ゛オテンシンレセフ°ターアンタコ゛ニスト)の治療薬を選択します。

◆2.急性腎炎◆

溶連菌感染後糸球体腎炎だけでなく、膠原病系の腎炎もあり、ステロイドや血漿交換、血液吸着などの特殊治療を必要とすることもあります。

◆3.糖尿性腎症◆

文字道理糖尿が原因で、最大の腎不全の原因です。ヘモグロビンA1Cが6以上では危険性が高く、厳格な血糖管理や腎炎対策を要します。

◆4.膠原病性腎症◆

リウマチをはじめ、その他の膠原病(全身性エリテマトーデスなど)がメサンギウム増殖性腎炎や膜性腎症を引き起こします。


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