医療費47兆円。薬剤費が原因だよね。

医療費47兆円。薬剤費が原因だよね。



内訳は、
1.医科入院=18兆7000億(+3.1%)・・・コロナ感染の影響?
2.医科外来(病院+診療所が半々)=16兆4000億円(+1.0%)
3.歯科=3兆3000億円(+1.9%)
4.調剤薬局=8兆3000億(+5.4%





疑問は、調剤の中身で、「薬剤費の占める割合」、
つまり、外資の導入薬の価格が高騰してるんじゃない?
現在、ワクチンを除けば、総薬剤費は10兆円前後みたい。

次に、面倒な”選定療養(特別の料金)”の計算を書きます。
<例題>
1錠100円の内服薬を朝夕各1錠で、1日2錠を30日処方した場合
ジェネリック(後発医薬品)でなく、先発品(長期収載品)を希望した際の違い。

”特別の料金”=(先発品ー後発品)÷4です。
今回は、後発医薬品でもっとも薬価が高いものが、80円だと仮定すると、
(100-80)/4=5円です。
1日2錠ですから、5円x2=10円/日→1点(10円=1点、四捨五入)。
30日分ですので、30日x1点=30点=300円。
これは”贅沢品”なので特別な料金になり、消費税が、かかります。
30点x10円x10%=30円=消費税を足して、330円が保険外負担になります。

自己負担した残りは、保険適応ですから、
95円x2=190円=19点。19点x30日=570点=5700円。
3割負担の場合は、5700円x03=1710円。1710円が保険での負担分
1710円+330円=2040円が調剤薬局での支払い
(従来なら、100円x2回x30日=6000円→6000円x0.3=1800円
これが調剤薬局での支払額)。

<結論>
薬局に300円(特別料金)+1710円(保険負担)=2010円(従来より210円利益)。
財務省に消費税30円の増税。)

例2.ジェネリックが60円の場合。
(100-60)/4=10円、10円x2=20円、2点x30日=60点
60点x10円x1.1(消費税込み)=660円
90円x2=180円、18点x30=540点。
5400円x0.3=1620円
1620円+660円=薬局での支払額。
薬局に1620+600=2220円(従来より420円利益)
財務省は60円増税

え?安いジェネリックがある薬ほど、”特別の料金”が高くなるという矛盾!!!