血液製剤

血液製剤

年末に2例の上行大動脈剥離で、緊急手術がありました。
1例は2回接種、1例は未接種ですが、脳動脈瘤の既往があります。
どちらも救命できました。
更に、3回接種の方が、
抗ARS抗体陽性(抗MDA5抗体は陰性)の皮膚筋炎で、
急速進行性間質性肺炎と血小板減少(一時20万→2.7万)が起き、
逝去されました。
いわゆる”膠原病”によるもので、歌手の八代亜紀さんと同じ病気です。
ステロイドや、免疫抑制剤が治療薬ですが、その他に
抗体だけ取り除く”血液吸着”や、血液の入れ替えの”血漿交換”を
併用することもありますが、現在、その血漿に大量のスパイク蛋白抗体が
存在しており、逆に”血栓”を起こす可能性が高いのが問題です。

今回の新型ワクチン?は、
血栓、発癌・免疫異常(膠原病)・ホルモン異常・皮膚疾患(痒疹、脱毛)を
引き起こしていると思われますが、ワクチンが原因の可能性に
気が付いていないようです。

昨日も、松本市の日赤血液センターのOさんと話しましたが、
供血者がコロナ罹患者の場合は、経過を追っているようですが、
スパイク蛋白抗体やDダイマーは相変わらず、未測定のようです。
(昨年5月には指摘していましたが)
で、その後、厚労省に電話して、接種後48時間で、供血可能な根拠を
聞きましたが、令和4年度第2回安全技術調査会議事録を教えてもらいました。
薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会令和4年度第2回安全技術調査会議事録 (mhlw.go.jp)
日赤血液センター側は、24時間で供血可能にしたいようです(不活化ワクチンと同じ)。
大学の先生が、ブレーキをかけているようですが、
日赤側が、48時間での供血のリスクを、過小評価している様に取れます。
実際、血液製剤のS蛋白抗体は、かなり、抗力価で、
輸血後の脳梗塞や心筋梗塞と思われる症例も、数件経験しているので、
輸血しても問題ないレベルを特定するか、併用薬(血栓予防)を
検討するのが、必要ではないかと感じています。