ブドウの謎2

ブドウの謎2

  須坂市の洗車のプロ”シェーン“さんで、ピカピカにしてもらいました。
  隅の隅まで、きれいです。1時間以上の手洗い洗車です。
  そこでの”豆知識”。今流行の高級ブドウ・・・大粒ですが、皮が固くない?
  そうなんです。薬で、大きくしたものは、皮が固いんです。
  間引きすると、大きなブドウになりますが、総収穫量が減ってしまうので、
  間引きしないで、総収穫量も増やす・・・・魔法の薬があるようです。 

 ・・・・と、書いたところ、おいしいシャインマスカットをくれる”ブドウ農家”から、
  大クレームが来ました(笑)。
  ”正確な記事を書いてくれ”と。

 まず、美味しいシャインマスカットは、
 アグレプト(消毒と種無しにするため)で消毒し、
 開花の満開時期(数日間)に雌ずい先端の柱頭にジベレリンとフルメットを塗る。
 ジベレリンはホルモン剤のようです(種なし効果と、実を大きくする効果)。
 ジベレリンは、後日、もう一度塗るようです(合計2回)。
 種なしは、甘さが出る効果があるようです。人間とも同じでしょうか・・・?
 農協の指導員さんの指示で、ひと房たりの実の数や、
 房の間隔、枝の間隔、糖度(18度以上)など
 細かい指導を受けて、規格品に合格するようです。
 ですので、総収穫量は変わらないし、薬を使わないと、
 シャインマスカットの規格にならないようです。
 農家も大変ですね。天候次第の博打の上、規格・規格ですから。
 あとは、好みの問題だと思います。
 個人的には、農協規格のシャインが好みですが。

 シャインマスカットは、全国で作られていますが、
 長野県独自の、ナガノパープルや、糖度がさらに高いクイーンルージュ、
 石川県のルビーロマンなどが、すでに中国や韓国に盗まれて
 栽培され始めたようです。
 MADE IN JAPANを大事にしましょう。