オミクロン株、陽性にすべきか、陰性にすべきか

オミクロン株、陽性にすべきか、陰性にすべきか

オミクロン株BA/5が増えてきました。
当院の横が調剤薬局ですが、『ドライブスルー』が可能なので、近隣の『新型コロナ』患者が、
集中してます。
当院は、予約制・紹介制で、しかも、ホームページ経由のため、
ほとんど受診がない?のですが、近隣の医療機関の抗原検査が増えているようです。
(当院のようにPCRはありませんが・・・・・ちょっと優越感?)
で、開業医では、葛根湯とカロナールもらって、自宅待機がお決まりのパターン。
当院では、イベルメクチンなどの治療ですが、病院ではモルヌピラビル(ラゲブリオ)など
怖いですね〜。

さて、オミクロン株は、大阪市大の名誉教授の井上先生によれば、陽性荷電のため、
鼻咽頭、口腔内以上、奥には入らない。つまり肺炎などの重症化は起こしにくいとのこと。
ただ、従来通り血栓に伴う肺炎はありうると思います。

ここで、問題。
軽症でも、保健所に報告するとのHERーSYSに登録され、罹患証明書が出ます。
厚労省のMy-Her-Sysでも、罹患を証明できますが、医療保険に入っていれば、
自宅待機でも10日間で10万円以上の保険金がもらえます。
また、受診料、薬代も公費で、無料です。
・・・・・"目先の利益優先””ケチ”な人にはお勧め。

一方、抗原検査は陽性か陰性しか、判断できませんが、PCR検査では、
ウイルス量が分かります。
つまり、感染力の有無が推定でき、例えば、CT値(ウイルス量の指標)が、
35以上なら、海外では”陰性”ですので、当院もその扱いにします。
保健所にも、”陰性”で提出するので、罹患証明書は出ません。よって、保険会社にも
保険金の申請はできません。
ですが、感染したのは確かなので、公費での治療を行います。
メリットは、10日の待期期間や、濃厚接触者の待機期間など、日常生活の抑制は、
行わなくてよくなります。つまり、普通の風邪扱いです。
・・・・・”コロナの病態を理解している””WHOの悪だくみ”を理解している人にお勧め。

以上が今の状況です。