『イベルメクチン』新型コロナ治療の救世主に
なり得るのか
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イベルメクチンの体内半減期は18~47時間で、肝代謝され糞便中に排泄。
完全に血中から消えるのに10~12日かかる。
<イベルメクチンの作用機序>
1.ウイルスのスパイク蛋白に結合し、
細胞膜のACE2レセプターとの結合を阻害する。
2.スパイク蛋白と細胞膜融合時に必須のフリンと
TMPRSS2(蛋白分解酵素)の阻害(フリン切断の阻害=感染力抑制)。
3.メインプロテアーゼに結合し、RNA分解を阻止
→蛋白合成活性化を阻止→RNAの複製過程を阻害する。
(*ただし、正常な蛋白合成も阻害される危険性は否定できない)
↑ちょっと心配
4.ただし、通常量の8倍を服用しても、安全。
(メルク社の疥癬における安全試験にて)
5.インポーチンα/β1の結合阻害(αに結合阻害)により、
核内へ必要なたんぱく質の輸送を阻害。
6.ウイルスの侵入後に増加するPAK1キナーゼを阻害し、
抗がん作用(結腸癌、卵巣癌、黒色腫、白血病)があり、一方
高血圧・2型糖尿病・アルツハイマー・認知症を予防する。
オートファジー刺激で癌細胞を大食し、増殖を抑制する。
7.クラリスロマイシンの10倍の
抗炎症効果(サイトカイン抑制=JAK阻害)。
(サイトカインストーム予防効果がある)
インフルエンザウイルスや他のウイルスにも効果がある。
8.動物実験で、中和抗体(RBD抗体=防御抗体)を10倍作る。
(ワクチン接種するごとに増加するのは、NTD抗体=感染増悪抗体)
リアルワールドエビデンス
1.ポルトガルのワクチン接種率は10%以下ですが、
独自にイベルメクチンを生産でき、保険適応している為、感染は沈静化。
2.米国のイベルメクチンは、1年半で、24倍、患者の9.3%が処方を受けだした。
3.イベルメクチンの予防効果89%、早期治療83%、後期治療51%の有効性。
(COVID ANALYSIS)
4.カリブのイスパニョール島のハイチ共和国とドミニカ共和国の比較では、
裕福なドミニカはワクチンを接種し、貧しいハイチ共和国は、
安価なイベルメクチンを飲んでいた為、
貧しいハイチ共和国の方が、感染者はドミニカ共和国と比べ、
1/17、死者は1/80と少なかった。
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