雇用延長の相場
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再雇用の相場。
そろそろ定年に近くなる年齢になり、再雇用の相場が気になります。
年金だけでは、最低2000万円不足するとの報道ですが、これは、最低年収の方のシュミレーションで、年収1000万以上の生活をしていた方の場合は5000万以上不足するようです。
で、再雇用の話。
某有名地方銀行の場合、55歳役職定年で、半分。60歳の雇用延長でさらに半分(1/4)。
某電力会社は60歳以降7割程度らしい。
某大手家電メーカーは60歳以降6割くらい。
建設業の代理人は、人手不足で、7割程度。
その他、大手上場一般企業の営業は、3割程度。良くて半分。
教員は、教育委員会の嘱託で10万程度。
みーんな厳しい。
医師は、大学病院で研修開始するが、当時5996円の日給で、22日分勤務分のみ支給。
当時から、コンビニより時間給は低い。
その後、医員(非常勤職員)や大学院生の学生になる(当然無給)。
やっと最近、この無給〜低給医師の存在が問題になり始めたが、厚労省は、更に過労死ラインの時間外勤務を月140時間(一般労働者の70時間の倍)認めたいようだ。
医師は、ロバと同じらしい。もう一つ学校の教員も同じような状況で、長時間勤務の
非常勤職員を増やし続けて、ロバにしている。
昔から「先生」と呼ばれている職業は、プライドだけで働いている「ロバ」だ。
最近の「先生」は政治家だが、なかなか利権でおいしいらしい。
詳しくは、「日本を売る本当に悪いやつら(講談社)」に詳しく書いてある。
議員は3期続ければ、自分では払い込むことなく、終世議員年金もらえるから、
最近医師の立候補も増えているのかなと勘繰ることもある。
医学部は院生が多いが、これにもからくりがあり、院生一人につき年間60万円の研究助成金が医局に入り、教官にも指導手当がつく。
その後、定職に就くのが35歳前後。そのまま勤務医を続けても、開業しても、60歳まで
厚生年金を払うが払込期間が短くて、厚生年金はあてにならない。
で、医師は定年後も、アルバイト生活を強いられる現実。
開業医も体を壊すまでやめられない。第二の趣味に生きる人生などない。
ただ、公務員でずっと居られた医師やさっさと研修をやめて早めに定職についている医師は別ですが、それでも普通の大卒より10年近く払込み期間は短い。
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