加入してはいけないかんぽ保険?

加入してはいけないかんぽ保険?

昨年9月頃子供の学資保険が満期になり、払い戻しの手続きに『長野南郵便局 金融交渉部主任 成澤浩二』さんという人が来ました。
その際に、わが家の加入状況を全部持ってきて、
子供の養老保険加入を勧められました。そのあとの営業がすごい。

ちょっと個人情報の乱用ではないかと思われましたが、
『奥さんはあとOO円の養老保険の加入枠がある』に始まって、
私の二本立ての養老保険の一本化を進めてきました。

保険の変更の場合、今の保険を解約し、新たに保険に入りなおすので、当然保険料は上がりますが、この方は、『月払いではなく、一括なら安くなる』と持ちかけてきました。
こちらとしては、
今後満期までの月払いの合計+過去の払込額一括払込額(返戻金を含む)』なら、整理しても良いと返事をしたところ、そうなるとのことだったので、まさか簡保保険で詐欺にあうと思わず、サインしました。
ところが、ところが、、、、。
どうも金額に違和感を感じたので、例の成澤氏を呼んで、一緒に計算したところ、
逆に166万円も余分に支払うことになっていました。
『(今後満期までの月払いの合計+過去の払込額)<一括支払額(返戻金を含む)』とオーダーとは真逆です。
当然一緒に計算する前は、安いはずだと言い張っていましたが、結果を見て黙り込んでしまいました。こんな初歩的な計算もできないのか、わかっていてペテンにかけたかはわかりませんが、非常に悪質です。お年寄りなら、だまされても気づきません。

設計書はありますが、現在の保険と、新しい保険の支払額の比較表など、最初の説明時から提示はありません(ここいらは、一般の民間に比べ非常に雑な設計です)。

その後、解約した保険の復旧と、新規契約を中止する旨を約束して帰局しましたが、組織はそう簡単ではありません。
その後『長野南郵便局 金融渉外部長 甲斐邦彦』さんなる上司が来られて、事情を聞かれ、
かんぽサービスアシスタントのOOさんが詳細な状況を聞き取りにきました。

ほぼ半年後、3月31日付けで、『かんぽ生命 東京新契約サービスセンター長 鶴山 良徳』という審査結果のご案内という文章が、郵送されてきましたが、要は、『一括支払いの方が、月払いより安くなる』と説明しているが、『総支払額が安くなるとは言っていない』というペテンの追認結果の報告でした。
予想通りの結果です!!!!
保険の素人集団で、歩合制の部門ですから、だましてでも保険を獲得するような体制なのでしょう。また、郵政の時代とは異なることを、改めて確認した次第です。
今後は、かんぽ保険は使わない方が良いかも。もしかんぽ保険(貯蓄)を利用するなら、
入院特約などは非常に割高な設計(保険会社が儲かる)なので、安い民間の医療保険で賄い、養老保険本体のみを利用した方が良いと思われます。

高い授業料でした。。。。。しかし、質の低い会社です。でも郵便局ですから、質を問うこと自体が、意味がないですが。
また、半年もたっていると、記憶も薄れてきて、相手の思うつぼですね。
かんぽ生命くわばらくわばら。