■熱中症とは？？
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高温多湿環境下での激しい運動や、労働作業時に起こり、発汗、塩分、水分の喪失、体温調節機能の異常によって引き起こされる身体異常です。
その症状は、程度により熱痙攣(ねつけいれん)、熱疲労、熱射病に分けられます。
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| ■熱痙攣 |
主に、手足に痛みを伴う痙攣が起こります。悪心、めまいなどの症状も伴うことはありますが、体温の上昇は軽度です。ですが、ときには一時的に失神発作を起こすこともあるので、注意してください。
対応：スポーツドリンクなどと一緒に塩分補給を行い、涼しい部屋で衣服を緩めて安静にする。 |
| ■熱疲労 |
血圧の低下、顔面蒼白(顔色が悪くなること)、悪心、嘔吐、頭痛、発熱(４０℃以下)、脱力、軽度意識障害の症状が現れます。
言動がおかしいかな？と思ったら要注意です。
対応：衣類をできるだけ脱がせて、体に水を吹きかける。使用する水は、冷たいものよりも常温の水、もしくはぬるま湯を使用する。
その上から、冷水で冷やしたタオルで、全身、特に手足をマッサージする。
水分、塩分の補給も忘れずに行ってください。 |
| ■熱射病 |
体温は４０℃以上となり、意識障害、ショック状態となります。その状態が長く続くと、腎不全、呼吸不全、多臓器不全など、死亡率が高くなります。
対応：救急車が到着するまでの間に、できるだけ体温を下げる処置を行ってください。
発症から、20分以内に体温を下げれば、確実に救命できると言われており、早急な体温の低下を図らなければなりません。 |
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