■AED(自動体外式除細動器)

AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれため、簡単に使用することができます。

また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっているので、安心です。
最近では、駅やイベント会場にもAEDが設置され、緊急時に
一般市民の方がAEDを使用して救命した事例も増えてきました。

AED(除細動器) 左写真:当院に常備しているAEDです。
もっと詳しく ↓↓↓↓財団法人日本救急医療財団の心肺蘇生法委員会
当院AED紹介←クリック
■心室細動について

心室細動とは、心臓の筋肉がけいれんをしたような状態になり、全身に血液を送るポンプ機能を失った状態になる致死性不整脈の一つです。 
心室細動の唯一の治療方法が、除細動器(AEDを含む)で電気ショックを与えることだと言われています。

心室細動 ⇒ 正常なリズム
↑↑カーソルを合わせると正常波形と心室細動が入れ替わります↑↑
■リミットはわずか10分間・・・


成功の可能性が1分ごとに7〜10%低下 グラフ
電気ショックは心室細動であれば、どんなときでも成功するものではありません。時間との勝負です。一分一秒でも早く電気ショックを行うことが重要です。
電気ショックの成功率は成功の可能性が
1分ごとに7〜10%低下します。
日本では、救急車の到着まで平均約6分と言われています。。グラフから見ると、
6分時の成功率は40%です。
救急車が到着する前に傷病者の近くにいる私たち一般市民(バイスタンダー)がAEDを使用して電気ショックをできるだけ早く行うことが重要になります。

※ 成功率:ここでは生存して退院する可能性をいいます。

もっと詳しく知る⇒財団法人日本救急医療財団の心肺蘇生法委員会